上の分数の16進表記部分を10進数に変換して通分していきます。
3A5C16 | → | 163×3 + 162×10 + 161×5 + 160×12 | → | 4096×3 + 256×10 + 16×5 + 1×12 | → | 14940 | → | 3735 |
10016 | 162 | 256 | 256 | 64 |
従って解答は選択肢「イ」になります。
まずは16進小数 3A.5C を16進のまま分数で表記してみましょう。
3A5C16 |
10016 |
この先の解き方は真面目で手間のかかる方法と、 チートで簡単に解ける方法とに分かれます。
上の分数の16進表記部分を10進数に変換して通分していきます。
3A5C16 | → | 163×3 + 162×10 + 161×5 + 160×12 | → | 4096×3 + 256×10 + 16×5 + 1×12 | → | 14940 | → | 3735 |
10016 | 162 | 256 | 256 | 64 |
従って解答は選択肢「イ」になります。
真面目に解くと結構計算に時間が掛かってしまいます。 しかし、情報処理試験の問題では、 多くの場合選択肢にヒントが隠されていて、 やり方によっては素早く正解を選ぶことができるようになっています。
上の分数において分子の末尾が16進の C で、 これは2進数では 1100 になります。 これは、4で割り切れ、8では割り切れない数です。 従って上の分数は4で通分できますが、8では通分出来ないことが判ります。 一方選択肢の分母に注目すると、「ア」は16で、「イ」は4で通分されていますが、 「ウ」「エ」は通分できていません。 従って4で通分されている「イ」が正解になります。