Akira's Commentary

Windows Terminal Service

一部のWindowsには、 リモートデスクトップアクセス用のサーバ機能が含まれています。 もともとはNT時代の Windows Termnal Service (WTS) 用に作られたもので、 専らサーバ版のWindows向けのWindowsを マルチユーザ化するためものでした。

しかし Windows XP Pro に簡易版のサーバ機能が組み込まれましたので、 一般にも手に入り易くなりました。 Win XP ではリモートデスクトップ機能と呼ばれています。 残念ながらマルチユーザ機能は含まれていません。 単純なリモートデスクトップアクセスだけに機能を絞ったものになっています。

当然ながら使用可能なサーバは Windows NT/2K 系列のサーバ版、 および XP Pro だけです。 クライアントはほぼすべての Windows (95以降)で動作します。 Win CE 用のクライアントも提供されています。 最近になってMac 用クライアントも公開されました。 この他に公式サポートされたものではありませんが、 UNIX/X用のクライアント rdesktopもあります。 詳しくは私の リモートデスクトップのページを ご覧ください。

Desktop on Call

これはIBM商用ソフトです。 30日間有効の 体験版 がありますので、どのようなものか試すことができます。

これはVNCと同様にサーバがインストールされたマシンを 遠隔操作できるようにするものです。 しかし、ビューワはJava-Appletでサーバ側に存在しており、 Javaが利用可能なブラウザからサーバにアクセスするだけで 遠隔操作できるようになっています。 Windows、OS/2、Mac、Linux版があります。 クライアント側はJavaが実行可能なブラウザがあれば どのような環境でも使うことができます。