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Xvnc -inetdをブラウザから使う
VNCでX端末で書いたように、 -inetdオプションを使うとvncviewerからいきなりXサーバ (Xvncサーバ)が起動されてxdmによるログインが可能になります。 しかし、この場合には、残念なことにXvnc内蔵のhttpd機能は 使えなくなるために、webブラウザからでは使うことができません。
この問題に対して、VNC-MLで"Beerse, Corn" <cbeerse@hiscom.nl>さんが 簡単な解決方法を提示されました。 要は、目的のマシンでwebサーバを動かし、 webサーバ経由でVNC viewerをロードして、 applet viewerからinetd-VNCにアクセスする、というものです。 提示されていたHTMLを下に掲載しておきます。
実際の環境に合わせて、vncviewer.jarのパス、 ポート番号を調整し、webサーバにおいておきます。 これをhttp://host/vnc/vnc-800x600.htmlとしたとします。 ブラウザから上のページにアクセスすると、アプレットが ロードされて認証画面が表示されます。 Passwordを訊かれますが、何も入力しないでOKボタンを押せば Xvnc -inetdに繋がって、ログイン画面が表示されます。
<html> <head> <title> This session will be lost forever if you move out of this window </title> </head> <body> <h1>This session will be lost forever if you move out of this window</h1> <applet code=vncviewer.class archive=/vnc/vncviewer.jar width=800 height=623> <param name=PORT value=5961> </applet> </body> </html>
その後、MLで、indexページに各解像度毎のエントリをリストアップしておけば もっと便利になる、という意見が出ていました。 複数の解像度での接続をサポートするなら、その方が便利でしょう。