婦人文芸の会・会員の著書


菅原治子著
「太宰治を探して」
かりばね書房 税込1365円

河田日出子著
「女のうた 河田日出子詩集」
市井社 税込1500円

 夫や息子に対する詩歌も、自然で、当然で、うそがなく、よく理解できる。こういうものは、一方的で読めないものになることも多いが、正直さが徹底しているためか、河田日出子という女性の居間を覗かせているもらっているように感ずる。妻らしさ、母らしさが、真実で個性的である。決して溺れていない。すべてを言うことに賭けているのである。(草壁焔太・跋より)
河内和子著
「ホームステイのイタリア ばぁばの一人旅」
元就出版社 税込1575円

《内容》 第1部(イタリアと出会う、イタリア語修行、旅行プラン、広がる不安、旅立ち、日記、フィレンツェ再訪、ボローニャへ、アリヴェデルチ、旅を終えて) 第2部(六度目の旅まで、イタリア語、その後、三人のパドローナ、突然の試練、猶予期間、もう一つの痛み、着ギブス、脱ギブス、秋晴れがまぶしい)
菅原治子著
「チンチン電車が走ってた」
福音館書店刊 税込1470円

「絵本と童話 本の家」店主 続木美和子による書評(産経新聞)

 そのころ、東京の主な交通機関は「チンチン電車」と呼ばれる路面電車だった。 母の実家に遊びに行くとき、学校に通うとき、いつも利用していた。 そして、焦土と化した東京に疎開先から戻ったとき、「チンチン電車」はいつもとかわりなく、ゆっくりと、健気に走っていた。
児玉州子著
「デモの季節」
新風舎刊
岡田安里著
電子書籍「遊び人の哲学」
三恵書房刊 税込525円
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志津谷元子著
小川未明文学賞受賞作!「吹きぬけの青い空」
学習研究社刊 1200円
秋本喜久子著
「埋火(うずみび) 謙映院幾千子と堀田正睦」
新人物往来社刊 1900円+税

「YOMIURI ONLINE 本よみうり堂」による書評

 幕末、佐倉藩と堀田正睦を支えた女人の数奇な生涯。 佐倉藩主堀田正愛に嫁した松江藩主松平不昧の一人娘幾千子は、夫の死により二十一歳で新藩主正睦の義母としての日々を送ることに…。 幕末激動の時代を生きた謙映院幾千子と堀田正睦を描く渾身の書き下ろし長編力作。
児玉州子著
「帝国海軍軍令部ー州子の戦争資料から」
新風舎刊 税込1260円
小山七々子(現・菅原治子)著
「パリの子守歌」
沖積舎刊 税込2100円

すばらしかった1950年代のパリ。
第二作品集。

パリの子守唄(ロリエ家、コレット、マダム・ド・ルブラン、母との手紙、アカデミイ・ジュリアン、マルリイの別荘、大田由紀子、西風が吹いた、終章) シチリアの旅、今と昔の物語
岡田安里著
「女流パチプロの優雅な日々」
文園社刊 税込1260円